27前に家を新築時、娘のために買ったピアノですが、ほとんど使われず調律費もばかにならないため手放すことにしました。
いそ爺としては、コロナ前にピアノレッスンに通ってピアノを弾くことに未練があったので手放したくなかったのですが、次のようなやりとりで、返す言葉がなくなりました。
誰も弾かないし、調律費も高いのでピアノが売れる内に売りましょう。
これからも弾くので必要なんだけど…。
あなたな腕ではピアノはいらないでしょ。もし本当に弾くなら小さいキーボードでも買ったら。
…。
調律
調律にかかる費用は、約¥18,000。毎年となると庶民にはばかにならない金額です。購入後、ほぼ毎年行ってきましたが、最近はさぼってしない年もありました。
売却
ピアノの型名はヤマハのサイレントピアノ U5ASです。下記ヤマハのサイトを見ると、アップライトタイプの初代サイレントピアノのようですね。
今思うと、いそ爺はいつもヘッドホンを使っており、一度も音を出して弾いたことがなかったですね(^_^;;)。調律師さんは、このピアノは音が良いと言っていたそうなので、一度音を出して弾いてみたかったですね。
さて、ピアノの売却ですが、今回はいつも調律をお願いしていた楽器店の調律師さんにお任せしました。そのためピアノ買取サイト等には見積もり依頼を出しませんでした。調律師さんが妻の知り合いだったためです。
買取価格は¥80,000でした。この型の一般的な中古価格は35万円から40万円程度のようなので、もう少し気張ってほしかったですが、あきらめました。
引き取りの段取りとしては、二日に分けて下記を行いました。両方とも平日で立ち会えなかったですが、
- 調律師さんによるピアノの掃除:2時間以上かけて、鍵盤まではずし、すみからすみまでお掃除したようです。
- 引き取り:200kgもあるので、窓からデッキに出してクレーンでも使うのかと思ったのですが、二人で人力で玄関から運び出したようです。さすがですね。
なお、今回の場合、引き取り時には、既に買い手が決まっていたようです。
ピアノがなくなってみると、やはり部屋が広く感じます。貴重な窓のない壁が使えるようになったので、キャットウオークでも作ろうかと考えています。
60歳の手習い
子供の頃は、田舎の漁師町に住んでいました。ピアノを弾ける同級生をいつもうらやましく思っていました。ピアノはこれまで習ったことがありません。
いそ爺の場合、子供の頃にできなかったことをやろうリストがあり、ピアノもその一つでした。2018年、59歳の時に思い立ちレッスンに通い始めました。ヤマハのスクールが通勤途中の藤沢駅前にあったのでそこにしました。
レッスンは年40回なので、月に3,4回。30分/回の個人レッスンで、料金は月々¥11,000ほどでした。
内容は基礎的なもの、好きな曲を弾く等、その人の好みに合わせていろいろ変えてもらえるようでした。いそ爺は基礎から習いたかったので、下記のようなテキストを使って地味にやっておりました(^_^;;)。
右手と左手が同じように動いてしまうので、左手は小さく、右手は大きくと先生に言われても、両方大きくなったり小さくなったりで、なかなか思うように弾けません。中学生のころ、右手で三角、左手で丸が同時に書けないとダメだよと音楽の先生がよく言っていましたが、できなかったことを思い出しました。
そのような中、コロナ騒動が始まり、1年3か月続けたレッスンが一時中止になってしまいました。そうこうしているうちに、今度は勤めている会社が在宅勤務となり、通勤がなくなりました。上手ければ別ですが、いそ爺のレベルでピアノレッスンのためだけに藤沢まで通うのはナンセンスなのでレッスンを止めることにしました。
いまだに未練はあるので、近いうちにまた何らかの楽器を復活させたいという野望はあるのですが、どうなることやら…。
お疲れ様でした。
コメント