市民農園を借りての無農薬野菜作り。おいしい野菜ができますよ!

食・野菜作り

大磯町では、町内6ヵ所に市民農園を開設してくれており、町内在住者は、年間2,000円で農園を借りることができます。一区画は約20平方メートルです。我が家もここ10年ほど農園を借りて、野菜を育てています。2021年10月時点では、まだ少し空きがあるようですね。

我が家では、できるだけ農薬や化学肥料は使わず、オーガニックに近い状態で育てています。虫や病気と闘いながらおいしい野菜ができるよう工夫しています。(*^_^*)。少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できればと思います。

2021 秋冬野菜

2021年10月時点で育てている野菜は、長ネギ、大根、白菜及び茎ブロッコリーです。今回は主に大根白菜の問題といそ爺の奮闘をご紹介します。

大根 (耐病総太り大根) :9/1 種まき, 11/2 – 収穫 

大根はあまり作らないのですが、今年は退職し時間もあるので、玉ねぎの植え付けまでの時間をねらい、作ってみることにしました。
種は少量入った安いお試し版を購入しました。このような少量版が普及してもらえると、いそ爺のような素人ファーマーには助かります。鴨宮エスポットで買いましたが、他店でも購入できるようです。
今回は時期が早かったため防虫ネットのトンネルを使ってみました。支柱と防虫ネットを止めるパッカーは二宮ダイソーで購入しました。防虫ネットは昔から使っている古いものです。
10/20、一株が病気のようで葉が垂れて黄色くなってしまいました。掘ってみたところ、地中部分がくさっており、病気にかかってしまったようです。早速抜いて処分しました。他の株は元気なようです。

10/28 : 大根がまっすぐ育っていない

防虫ネットの外から中をみて、大根の地上部分が地面から斜めに出ているのに気が付きました。一つのネットの中に二列に大根を植えたのですが、両側の大根ともトンネルの中心方向に向かって斜めに伸びているようです。
大根の葉が成長し、最近はネットに大根の葉が付いてしまっており窮屈そうなので、そろそろネットを外そうかなとはおもっていました。多分、トンネルの外側の葉のみネットに触れるため、これを避けるために大根がトンネルの内側に向かって成長しようとしているのではないかというのが、いそ爺の個人的な推理です。真偽のほどはわかりませんが、もしそうだとすると、自然・生物というのは本当にうまくできているなと感心してしまいます。
これはいかんとあわてて防虫ネットを取り外しました。

11/4 : 大量のアブラムシ発見

何本かの大根の葉の付け根付近にアブラムシが発生。まだ少し細いものもありましたが、大量に発生した株2本は、すぐに引き抜きました。この写真はまだアブラムシが少ないほうの株ですが、それでもかなり虫がついています。
何か天然成分の材料で追い払いたいと思い、もみ殻くん炭ぼかし肥料作成時に大量に余った木酢液が流用できないか調べてみました。木酢液にお酢と焼酎を混ぜたストチューなるものをインターネットで見つけたので、早速作ってスプレーしてみましたが、効果はあまりありませんでした。ストチュー等の自作した肥料や虫よけに関しては別途投稿したいと思います。

11/2 – 11/16 : 収穫

途中で病気になり腐ってしまった一本以外は無事収穫できました。中には、こんな先の割れた大根もできましたが、食べるのには問題ありません(^_^;;)。葉の部分もおいしくいただきました。2-3本ずつ数回に分けて計9本を収穫し、食べきれないものは近所にもらっていただきました(*^_^*)。

白菜:10/3 植え付け, 12/7 – 収穫

これまで白菜をつくったのは1回しかないですが、白菜価格の高騰をみて、よりお得かもということで作ることにしました (^_^;;) 。
苗はコメリ中井店で下記9株を買いました。収穫時期をずらせたらという思いから早生から中晩生まで違う種類を買いました。何件かホームセンターをまわりましたが、価格的にも種類的もコメリが一番お得のような気がします(税込み¥68)。

  • 早生 2株
  • 中生 3株
  • 中晩生黄芯系 2株
  • 中晩生 2株

白菜は育てるのが難しいイメージがあり、今回は過保護に透明マルチ防虫ネットを使うことにしました。マルチは泥はねが気になったためです。
防虫ネットは今回あらたにスーパービバホーム鴨宮店で1.8m x 5mを¥1,080で購入しましたが、その後、平塚Unidyで切り売りしているものがを発見。メートルあたり、¥188でした(切り売り品は平塚Unidyがいろいろなものが置いてあるようです) 。
10/20に一株だけ葉が黄色くなり始めているのに気が付きましたが、そのまま様子をみることにしました。最終的にはこの株は結球しなかったので、処分しました。

12/7:ヨトウムシ探し

何株かの葉に虫食いの跡が見られたので、ネットでいろいろ調べてみました。ヨトウムシの可能性が高そうなので、さっそくトンネルを開け、白菜の葉も広げてみると…。ありました、緑色の糞が。これでヨトウムシに間違いないですね。ただいろいろ葉をかきわけて探してもこの株に関しては肝心のヨトウムシは見つけることができませんでした。結球もかなり進んでいるのであまり葉を広げることもできず、この株はヨトウムシにあげることにしました(^_^;;)。後日収穫してみて少しでも食べられる部分があればよしとしようと思います。
別な虫食い株では、無事ヨトウムシを発見し手袋でつまみ上げ駆除しました。駆除に夢中で、ヨトウムシの写真を撮り忘れてしまいました。
虫食いの様子をこまめにみてあげて、早めに手で駆除するのがよいのかなと思います。

12/7:最初の収穫

白菜の頭を触った感じでは固くつまっている感じがして結球の様子もよさそうだったので一株収穫してみました。これは早生になります。中生もそろそろよさそうな様子ですが、中晩生はまだまだこれからという感じです。

見た目は問題なさそうですが、外葉をとると、少し虫食いのあとがありました。妻に渡したところ、

<strong>いそ江</strong>
いそ江

葉の中にイモムシが…。何とかしてー

<strong>いそ爺</strong>
いそ爺

ここにもいたか、ヨトウムシ…。虫をとって洗えば大丈夫だよ。

ということで、洗った後お鍋でおいしくいただきました。(*^_^*)

1/22:寒さ除け

白菜を外葉でくるみ はちまきで固定しました。あと3個残っています。今年の冬は寒いのでこれでうまく霜よけできればよいですが。

2/18:最後の1個を収穫

最後の1個(中晩生)を収穫しました。早生や中生に比べると葉が少しこわいようですが、鍋で食べるとあまり関係ないですね。白菜はこれで終了です。

白菜の種からの育苗

実は今年、白菜の種からの育苗に挑戦したのですが、発芽したものの苗が育たず失敗しました。
コスト削減をねらって種まき用土とポットは100均でそろえたのですが、これがよくなかったような気がします。原因としては、下記のようなものが考えられますが、根が全く育っていなかったので、多分土の問題かなと思っています。また来年挑戦してみたいですね。

  • 用土そのものまたはその詰め方が悪かった(押さえ方が強すぎた)。
  • 水やりの仕方
  • 置き場所や日光(遮光)の問題
  • 気温

茎ブロッコリー (スティックセニョール):10/11 植え付け, 12/10 – 収穫

妻と娘はブロッコリーは食べないのですが、なぜか茎ブロッコリーは大好きという変わった家で(^_^;;)、茎ブロッコリーは、毎年つくっています。もう少し早く植えたかったのですがナスとオクラががんばって身をつけてくれていたので切り替えが遅れてしまいました。10月も半ばになりなかなか良い苗が見つからなかったのですが、二宮かぶと屋さんで¥100で購入することができました。
これまでの栽培実績から茎ブロッコリーは丈夫なので白菜のように過保護にはせずに育てています。

さすがブロッコリーですね。何もしないでもどんどん成長してくれます。無精者のいそ爺にはありがたい野菜です。下記は12月初旬の写真です。そろそろ中心部を摘んであげてもよいころですね。これからの収穫が楽しみです(^_^)。

2/18:まだまだ収穫可能です。

真冬にも収穫できるので、うれしいですね。

3/13:花が咲き始めました

花が咲いてもまだまだ食べられます。

3/26:花盛り

部分的にはまだまだだ食べられるのですが、そろそろ夏野菜に備えないといけないので、今月で茎ブロッコリーは終了したいと思います。

長ネギ (分けつ種):7/25植え付け

長ネギは、ここ数年毎年育てています。
長ネギの苗はいつも二宮のかぶと屋さんで買います。一本ネギと、分けつするネギが両方置いてあります。分けつするタイプは、太いネギと細いネギが両方とれ便利なので、近年は分けつを買うことが多いです。
9月ごろ、早く大きくしようとあせって土をかぶせすぎたせいか、なかなか背が伸びず育ちがいまいちでした。10月にうねの両側を少し掘りまた株本も白い部分が見えるあたりまで少し土を取り除きました。11月に入り少し持ち直してきたようなのでまた土をかぶせていこうと思います。

我が家では、収穫は1月から3月にかけて行います。

1/30:収穫開始

冬場は一部の葉が黄色くなってきますが、収穫には問題ありません。これから鍋用に収穫開始です。

3/21:もうすぐ収穫終了

ネギも残り少なくなりました。あと、2回ほど収穫したら今冬のネギ栽培も終了です。鍋の季節もそろそろ終わりですね。

今後の秋冬野菜

毎年つくっている玉ねぎとスナップエンドウは別記事で紹介したいと思います。

  • 玉ねぎ:毎年、赤玉ねぎと普通の玉ねぎを50本ずつつくります。大根の収穫も終わったので、少し耕したあと苗を植え付ける予定です。
  • スナップエンドウ:ブロッコリーの隣で作る予定です。去年は、発芽したものの苗が大きくならず収穫ゼロでした。多分が種が古かったためだと思います。これにこりて今年は新しい種を購入済です。少量入ったお試し版があったので購入しました。

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