退職する区切りの年でもあるので、今回の人間ドックでは、PSA検査を追加してみました。まったく予想してなかったのですが、結果はPSA値が6.9で正常値4.0以下を大きくうわまわり、要再検査ということになってしまいました。泌尿器科にかかるのは初めてで貴重な経験でしたので、その経緯を投稿したいと思います。同じような検査結果になられた皆様の参考になると幸いです。
このあたりでは、泌尿器に関しては、平塚のかとう腎・泌尿器科クリニックがおすすめだということを聞いて、ここに決めました。
9/10 : 最初の診察
ショッキングなことを言われるかもしれないのでカミさんと来院しました。(^_^;;)
まずはすぐに確認できるところからしてみましょうということで、下記診察を実施しました。
- 検尿:問題なし
- 血液検査:後日PSA値は標準値の4.0以下(3.1)になっている結果がでました。
- 腹部エコー:膀胱憩室(膀胱の一部が外部に飛び出している状態のようです)があり これが少し気になるとのことでした。
- 肛門からの触診:一部に何かかたいものが感じられる。これも気になるとのこと。
本日の費用は¥4,930でした。
9/21 : 膀胱鏡検査
尿道からカメラを入れてよくみてみましょうということで膀胱鏡検査を実施することになりました。
- 検尿:問題なし
- 血液検査:後日生検(麻酔含む)を実施するために必要な検査
- 胸部/腹部x線:問題なし
- 膀胱鏡検査:本日の主役。下半身裸になり診察ベッドに仰向けに寝た状態で検査を実施します。腰のあたりについたてがありこちららは何をされているかよく見えません。カメラのディスプレイはこちらから見えるところに置いてくれてあるため、カメラが映しているものはよく見えます。時間は10分程度でした。
まずは、おちんちんの先に麻酔をかけます。次にカメラを尿道に入れますが、こちらからはその様子は見えません。多少違和感は感じるが痛いというほどではないです。前立腺、膀胱や憩室に関しては、特に問題があるようには見えないとのことで、まずは一安心しました。抗生物質を呑んで下さいということで処方されました。
本日の費用は¥6,430+ 抗生物質¥470でした。
ディスプレイに映し出された膀胱の内部は想像以上にきれいで、人間の神秘を感じました。
9/29 : 生検
癌かどうか調べるためには生検(前立腺の組織を針で採取し、癌かどうか組織を調査する)が必要とのことで検査を実施しました。朝の8:00から開始です。
- 腰部から針を刺しての麻酔:腰への麻酔は非常に痛いと聞いていたので、びくびくしながら待ちましたが、予想外に痛みは少なかったです。ラッキー!。すぐに麻酔が効きはじめ、ほんわか暖かい状態になりました。
- 肛門から超音波の器具を挿入し前立腺を観察しながら12個所の組織を採取:ベッドに仰向けになり、両足を支えの器具にのせた状態になります。肛門から何かを挿入されたようだが、腰のあたりについたてがあり今回はディスプレイも見えないため何をされているのかよくわかりません。組織採取のたびにカチッという音がしますが、その音の前にかなり痛みを感じます。器具を何か動かす時に体の内部にぶつかるからかもしれません。後半6本の採取の時は、少し痛みが減りました。(右左6本ずつ採取します)。8:30前には検査終了しました。
- 麻酔が切れるのと排尿が問題ないことが確認できるまで安静にする:血尿等が出るとのことで、検査後はおむつまたはパッドが必要です。いそ爺はおむつのほうが安かったのでこちらを購入しました。水分補給用の点滴を装着して、ベッドがある小さな個室で、軽食を食べながらおしっこがたまるのを待ちます(当日は朝食抜きのため)。TVを見ながら様子をみますが、尿意はなかなかきません。看護師さんに促されて10:30頃トイレに行っても尿はが出ません。11:30頃、2回目のトイレトライ。勢いはなかったが今回は無事採尿できました。エコーで膀胱に残っている尿量をチェックしたところ15%なのでこれなら帰ってもよいのではということでお医者様の診察後に帰宅しました。当日は自分で運転してはダメとのことで妻に迎えにきてもらいました。
本日の費用は¥12,570 + 抗生物質¥480でした。
翌日9/30も、尿検査のため来院しました。血尿もひどくなく特に問題ありませんでした。
10/8 : 生検結果
生検の結果を聞くため、妻と一緒に来院しました。検尿後、先生の第一声は、癌はなかったですとのことで、ホット安心しました。ただ、検査ポイントが外れている可能性もあり継続してみていきましょうとのことでした。次回は、おしっこの勢いもみてみましょうとのことでした。費用は¥710でした。
11/10 : 尿流率検査
本日は、尿流率検査を実施しました。測定器のついているトイレに入りおしっこをすると、尿流率と尿量が測定できます。その後、手動で(超音波で)、残尿量を測定します。結果は下記の通りで、尿量が少なかった割には最大尿流率も悪くないということで問題なしということになりました。残尿量も問題ないとのことです。費用は¥1,020でした。
- 尿量:116.3 ml
- 最大尿流率:12.4 ml/s
- 残尿量:74 ml
やはり膀胱憩室が気になるとのことで、今後も定期的にみていきましょうとのことになりました。今回の報告はこれまでとなりますが、皆様もお気をつけください。
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