これがお得!退職時に必須な手続きと具体的事例を紹介します

退職・再就職

ここでは、退職手続き時や退職直後に必要な健康保険、住民税及び個人的な保険に関する手続きに関するいそ爺の事例を紹介していきたいと思います。皆様のご参考に立てると幸いです。
いそ爺は、大磯在住なので、国民健康保険料や住民税は大磯役場に電話やメールで確認しました。失業等給付関係は平塚ハローワークが管轄となり出向いて申請が必要になります。 また医療保険等の個人的な保険関係ですが、退職前は給与天引きされていたものが退職後は個人で支払う必要があるので、お得な方法を保険会社に聞いてみました。

健康保険選び:国民健康保険 vs 任意継続被保険者(会社健康保険の継続)

1.国民健康保険
国民健康保険税は大磯町のホームページに記載されている計算から次のようになります。いそ爺は、既に60歳を超え、そこそこの給料をもらっているため、保険額は限度額と同じになってしまいます。大磯役場の試算も同じ結果でした。

  • 医療給付費分:¥630,000
  • 後期高齢者支援金分 : ¥190,000
  • 介護納付金分(64歳まで) : ¥170,000
  • 合計:¥990,000 / 年

2.任意継続被保険者制度
務めていた会社の任意継続被保険者制度を利用した場合、保険料は退職時自身の標準報酬月額と健保の平均報酬月額の中で低いほうを適用することになります。いそ爺の場合、健保の平均報酬月額のほうが低いので下記になりました。

  • 合計:¥75,840 x 12 = ¥910,080 /

両方ともお高いところは頭がいたいですが、任意継続のほうが少し安いので、こちらを選ぶことにしました。10/1に会社に保険証を返却したところ、10/6に新保険証が郵送されてきました。10/8の病院予約には間に合ったので、保険証未提出で診察してもらう機会はありませんでした。
このままでは高い保険料を続けるのもいやなので、マイクロ法人を立ち上げる等、なにかしら健康保険料を下げることを検討したいですね。

住民税

住民税は、前年の所得をベースに6月から翌年の5月までの税金が計算されます。したがって退職後も長期間、高額な住民税を払い続ける必要があります。いそ爺の場合、さっそく退職月の翌月である10月から来年5月までの納税通知書が、退職後わずか数日で送られてきました。これによると、2021年5月までの8か月分を2回の分納で納める必要があるようです。なぜか、前倒しで納める必要がありますね。調べたところ、このように前納が必要な市町村は少ないようです。

  • 1回目期限:11/1
  • 2回目期限:12/28

1回目の納付に関しては、コンビニで納められる金額(30万円)を超えているので、金融機関に出向いて現金納付しか選択肢がないようです。(振込も使えないようです)。ポイントが貯められる支払い方法とか、せめて銀行振込ができるように考えていただけるとうれしいですが。
2回目の納付以降は講座振替が間に合いそうなので、インターネットからアクセスできるゆうちょ銀行にその申請をしました。口座振替ができる銀行は最寄りの金融機関に限られており、 口座振替時ポイントがたまるようなネット銀行等は使えないようです。

失業等給付

失業等給付や再就職活動に関しては、別記事で投降したいと思います。

アフラック:医療保険とがん保険

2003年にアフラックの医療保険とがん保険に加入し継続しています。これまでは会社の団体扱いで掛け金が少し安かったのですが、退職後、下記の本来の価格に戻りました。

  • ¥4,940:いそ爺の医療保険
  • ¥2,400:妻の医療保険
  • ¥4,936:いそ爺と妻のがん保険

計算してみると、これまで約270万円払ったことになりますが、実際に今までに保険金がおりたのは、妻の関係で約5万円程度だったような気がします。保険は、リスクは低く出費が大きいものだけにかけるべきだとよく言われますが、今考えると医療保険に入ったのは失敗だったような気がします。ただ、年齢も高くなってきたので、これからはいよいよ役にたつかもしれず、すぐに解約という決断もしかねています。医療費に関しては高額な医療費を補助する公的な補償もあるのでそれに任せればよいのかもしれないですが、なかなか難しいですね。

さて、年払いにした場合の保険料ですが、下記にがん保険の一例を示します。お徳度は第一生命に比べると少し劣りますが、こちらも少しお得になるようです。ただし年払いの場合、死亡時等、保険料が戻ってこないというデメリットはあります。

  • 会社団体扱い:¥4,843
  • 個人月払い:¥4,936
  • 個人7か月払い:¥33,297 なので ¥4,756/月 (3.6%お得)。ただしこれは、年払いに切り替える前の一時的調整時のみ
  • 個人年払い:¥57,082 なので¥4.756/月 (3.6%お得)

アフラックは払い込みにクレジットカードやd払いが使えるようです。これはポイ活いそ爺にはうれしいです。(*^_^*)

また、これは全く保険には関係ないのですが、電話で質問した時に、声紋による個人認証を勧められたので登録してみました。登録すると個人認証のためのいろいろな質問をする時間が少し短縮されるので便利ですね。時代は進歩してますね。

第一生命 個人年金保険

1993年に個人年金保険に加入しました。65歳から75歳までの10年間、年間80万円、合計800万円もらえるという年金型保険です。現在は超低金利の時代ですが、当時はまだ利率がよく、今から考えるとかなりお得な保険でした。

こちらは、年払いにすると約5.3%お得のようです。今は銀行に預けても利息はほとんでつかないので、前払いしても年払いの方がお得と考え年払いにしました。

  • 会社団体扱い:¥9,232
  • 個人月払い(払込票):¥9,640
  • 個人月払い(口座振替):¥9,496
  • 個人半年払い:¥55,623 なので ¥9,270/月 (2.4%お得)
  • 個人払い:¥107,968 なので ¥8,997/月 (5.3%お得)

なお、クレジット払いができるかどうかは保険によるとのことで、いそ爺が加入している個人年金は不可とのことでしたので払込票にしました。年払いの場合は払込票でも講座振替でも金額は同じとのことです。

贈与税が必要?

この保険に関し、いそ爺の契約の場合、一つ問題があることがわかったので、ご紹介したいと思います。

  • 契約者:いそ爺
  • 被保険者/年金受取人:妻

契約当時はあまり考えず、年金額が少ない妻が年金を受け取ることができるようにと思ってこのように契約しました。ところが契約者と年金受取人が異なる場合は、贈与税が必要とのことでびっくりしました。税額を計算してみると、

  • 基礎控除額:110万円
  • 贈与額が600万円 – 1,000万円の場合、税率は40%、控除額は125万円

とのことなので税額は、
(8,000,000 – 1,100,000 ) x 0.4 – 1,250,000 = 1,510,000

なんと、約150万円の贈与税が必要とのことです。

早々、保険会社に問い合わせたところ、これを避ける方法は一つだけあり 年金を受け取る直前に契約者が解約し、契約者が一時金として受け取ることというものでした。受け取り金額を試算してもらったところ約655万円で贈与税を払う場合と大差ないことがわかりました。ショックが大きいです。皆様は、同じような間違いをしないようお気をつけください。(;_;)

コメント

タイトルとURLをコピーしました