松田駅から河津桜の西平畑公園を通り松田山(551m)と高松山(801m)を登りました(2022/3/12)。下山は山北駅にしています。今回は予定外のスマホバッテリー不足のため(公園での桜の写真の撮りすぎと途中で誤ってディスプレイの輝度を上げてしまったためと思われます),GPSを登り下りで別々のスマホでとりましたので登りと下りの二部構成にしたいと思います。
松田駅から高松山へ (6:50 – 10:20)
今回は、朝の西平畑公園の様子を見たかったのと、下山後に山北駅周辺の散策をしたかったので、この行程にしてみました。いつもの近隣里山歩きとは違い 少し長丁場なので、早起きして午前中からの行動です。
国府津駅での乗り換え時に撮った朝日です。久々の早起きいそ爺でした(^_^;;)
各地点の到着時刻は下記の通りです。
こちらは、高松山までのGPSトレースになります。
最高点の標高: 803 m
最低点の標高: 63 m
累積標高(上り): 1278 m
累積標高(下り): -541 m
西平畑公園
6:56 JR松田駅を出発。前方の山に見える桜色ににんまり。朝早いので歩いている人はほとんどありません。駅からの徒歩ルートはこちらで紹介されています。
公園内の車道はゲートがあり開園時間までは入れませんが、徒歩の場合は、何時でも公園に入れるようです。西平畑公園入口の看板がある階段を上っていきます。
2022年は、桜の開花の状況から桜まつりの期間が3/21までに延長されたようです。朝日に照らされた菜の花と河津桜が輝いています。朝早いにもかかわらず、大勢のカメラマンが写真を撮っていました。
ハーブ館の手前まで登ってきました。
酒匂川と足柄平野が桜越しにはるか遠くまで見渡せます。
公園上部の分岐までやってきました。本日の目的地である高松山は左に進みます。ここを右に15分ほど進むとあぐりパーク嵯峨山苑というところがあるようです。ここも桜と菜の花で売り出してるようですね。
コキアの里
コキアの里にやってきました。秋はコキアですが、この時期はネモフィラを植えているようです。青い花が咲き始めていますが満開になったらどんな感じでしょう。多分4月下旬ごろが見ごろでしょうか。
松田山へ
ここからは道標に書かれている最明寺史跡公園を目指して進みます。高松集落まではこのハイキングコースなので道標もしっかり整備されています。コキアの里から最明寺史跡公園まではほぼ舗装路で、道幅は広くなったり狭くなったりします。
最明寺史跡公園への道標に導かれて2回ほど分岐を通過するとこの合流にやってきます。ここを右に進みます。
上記分岐から、少し広めの道となり約25分ほどで、最明寺史跡公園とゴルフ場との分岐にでます。二つの道の間は広場になっています。まだ花は咲いていないですが、分岐の少し手前には桜が植えられていました。
松田山の頂上に行くためには、右のゴルフ場方向に進みます。
しばらく歩くとこの場所に出ます。いそ爺は間違えて広い道なりに少し直進してしまったのですが、松田山へ行くにはここを左折して寄自然休養村方向に進む必要があります。
小鳥の写真を撮っているのでしょうか。
少し登ったところに分岐がありました。松田山は直進です。左に進むと最明寺史跡公園の上部に出るようです。
551m 松田山です(正確には松田山の最高点568mは別な場所のようですね)。この道標のすぐ奥はゴルフ場となっています…。
頂上付近からは木々の間に丹沢や富士山をみることができます。富士山は頂上から少しくだったところの方がよく見えます。
登ってきたのと同じ道を広場のある分岐まで戻り 最明寺史跡公園に向けて進みます。
最明寺史跡公園
分岐から数分で最明寺史跡公園入口に到着。車で来ている人も一組いました。
案内図がありましたが、少し分かりづらいです…。
苑内には、何点か木彫りの鳥が。
池の周りは桜のようですね。咲くのは4月上旬でしょうか。
池の周囲の斜面にも花木が植えられているようです。桜の季節に合わせてぜひ再度訪れてみたいですね。道が狭そうなので、車だとチャレンジかもしれないですね。
さらに斜面を登ると、松田山方面からの道と合流します。
尺里峠へ
ここからは、道標の寄自然休養村または高松山方面に進みます。広めの道を進むと約30分で高松の集落に到着しました。
高松の車道を渡り、さらに寄自然休養村へのハイキングコースと別れると 道はなだらかになり左手に富士山が見えてきます。絶好の冨士見ポイントです。
下記写真右側のピークがこれから行く高松山です。
尺里峠にやってきました。車や自転車で来ている人もいます。この峠のそばに第六天というピークがありピストンで寄る予定だったのですが、行き忘れてしまいました。バッテリー不足が気になりスマホの地図をあまり見ないようにしていたため大分通りすぎてから第六天を過ぎてしまったということに気がつきました(^_^;;;)。
高松山へ
これまでは比較的道幅の広い道でしたが、いよいよここからは、尾根を登る山道らしい山道になります。尺里峠から高松山までは、このハイキングコースの一部になっているようです。
富士見台と呼ばれる場所ですが、さきほどの尺里峠手前のビューポイントの方が良いような気がします。
桜平と呼ばれるポイントです。4月には富士山と桜のどんな共演が見られるのでしょうか。
尾根の直登が続きます。登りが急になってきました。
山頂直下の男坂にやってきました。あともう少しで頂上ですが、きつい登りでこたえます。
10:20 高松山頂上到着。なぜか下記には高松山という山名が書かれておらず頂上としか書いてないですね(^_^;;)。
頂上広場はかなり広いですね。富士山の絶景が目の前に広がります。人気のある山なので来ている人も多いですね。山に登るときはいつも持ってくる大盛カップラーメンを食べエネルギー補給です。
高松山から山北駅へ (11:00 – 12:45)
高松山から尺里への下りは、登りのハイキングコースとは打って変わって山道らしい山道でした。特に頂上からビリ堂までは、階段が多い急な下りとなります。その後の山道は比較的ゆるやかになります。新東名の工事区間に出ると工事用の階段区間が始まります。結構急な階段もあり、てすりにつかまらないと怖い部分もありました。
最高点の標高: 807 m
最低点の標高: 91 m
累積標高(上り): 85 m
累積標高(下り): -784 m
ビリ堂へ
11:00下山を開始しました。最初は道標に書かれているビリ堂目指し進みます。急勾配で階段が多い山道です。いそ爺は下りなのでよいですが、登ってくる人の中にはしんどそうな人もいました。
約20分でビリ堂に到着しました。このガイドによると、ビリ(最後)の馬頭観音という意味らしいですね。
尺里へ
ビリ堂を過ぎたら、勾配はゆるやかになり非常に歩きやすい道になりました。
道標の尺里目指して進みます。
鉄塔を通過。
鉄塔から10分ほどで山道は終点となり、新東名の工事現場に入ります。
振り返ると、高松山が。約500m下降しました。頂上から約50分でした。
工事現場の階段に突入。中には非常に急な階段もあり、山道よりも怖いです(^_^;;)
トンネルの工事現場。人間の力のすごさを感じます。良いことだけに使われるとよいのですが…。
10分で工事現場の通貨完了。ちょうど12:00です。
ここから山北駅までは通常の車道歩きになります。
散策しながらゆっくり歩いたので、12:45 山北駅到着。途中、菜の花があちこちに咲いていてとてもきれいでした。線路沿いの桜は有名ですが、川沿いに見つけた桜も咲いたらきれいそうでした。
駅周辺でおやつを食べたりしてぶらぶらする予定だったのですが、ちょうど御殿場線の登り電車が来る時間時間になってしまったので今回はそのまま帰ることにしました。山北散策は次回ソメイヨシノの季節にでもゆっくりしたいと思います。
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